イジメについてよく思うことがあります。誰かがイジメ、あるいは嫌がらせを受けた時その人が手を出してやり返した時のことです。
よく周囲の人間は「暴力はよくない、だめだろ」「暴力を振るったら負けだ」という人間がいます。
私はそうは思わないです。彼らは勘違いしてると思う。暴力は傷つける行為だからダメだと思っているのでしょう。では精神的なイジメや嫌がらせは傷ついてないとでも?
大体の人が精神的なイジメや嫌がらせよりも実際に手を出すことの方が傷つくんだと勘違いしてると思います。
それは手を出すことの方が目に見えて派手に見え痛みを想像しやすいからだと思います。
そして暴力はダメだと言っている人間は人がイジメや嫌がらせをされてる時何をしているでしょう。
大抵見て見ぬ振りをしてるんじゃないでしょうか。手を出している人間は人間を傷つけているけど見て見ぬ振りをしている自分は誰も傷つけていないと思いこんでいるのです。無関心もそうです。
私も見て見ぬ振りをすることはありますが、自分が悪くないと肯定することはありません。嫌がらせを受けてやり返そうとしている人を偉そうに止めようとも思いません。
イジメの大きな原因は理不尽な理由でイジメている人間本人と無関心、見て見ぬ振りをするその他大勢が大きな原因だと思います。
私達が「暴力はダメだ」と言ったらどうなるでしょう。その人は今まで通り嫌がらせをうけるでしょう。
「口で言えばいいじゃないか」と言う人は何も分かっていないと思います。口で言えなかったから手を振るうのです。そして誰も助けてくれなかったから最後の手段に手を振るうのです。
私達がやり返しを止めることはイジメを促しているし(上記のような場合)、イジメられる人もまた増やしていると思います。
ただイジメられている人にどうしても刑務所に行って貰いたくない死刑になって貰いたくなければ私もなだめて止めるかもしれません。
暴力も精神的嫌がらせもどちらも同じだけ傷つくのです。そう気付く人がもっと多くなってもらいたいです。
今日はこのあたりで話を終わります。
では。