働いて思うことがあります。従業員のせいにしてお客を叱れない会社や人間が多いなと。
私が派遣社員で働いていた時、箱の中に商品を入れるという作業がありました。私がその作業をしたわけではないのですが、箱の中に髪の毛が入っていたというクレームがあったらしいのです。
社員や派遣社員のリーダー(40代ぐらい)が派遣社員全員を集めて注意しました。
リーダー「髪の毛が入っていたというクレームがありました。みんなだったらどう思う?髪の毛が入ってたらいやだよね。」
思わない。どうでもいい。
と内心思いました。
私が思うのは企業は大前提として働いている人間より買う人間の方が偉いんだ、立場が上なんだ。という勘違いをしている。
私から見れば今回の場合通常通り働いている人間の小さなミスを指摘して、細かいことを気にして文句を言ってくる人間の方がおかしいです。
どっちが怠けてるでしょうか。
働いている人間は何も怠けてはいません。怠けてるのはお客とお客を注意できない企業だと思います。
こんなことはよくあると思います。
従業員には強気に出れるが、お客には弱いという企業。
注意される叱られることに立場は基本関係ないと思います。
企業側は従業員がお客にもなり得るということを気にしないのだろうかと思う。
これからの時代は少しずつ従業員を優遇するような時代になってくると思います。というかもうなってきていますね。
心配なのは従業員を優遇するあまり今度は従業員が傲慢になる可能性が高いということです。
お客側が媚びへつらうような時代にならないか心配です。
いつの時でも時代に流されないためにはその流れから抜け出し、自立する必要があると思います。
そんなことをふと思いました。